2018年2月13日火曜日

【 #遊戯王 『空牙団の叡智 ウィズ』】特殊召喚時のライフゲインに加え、相手の繰り出す魔法・罠を無効化する上級「空牙団」。











空牙団くうがだん叡智えいち ウィズ

効果モンスター
星7/水属性/魔法使い族/攻1600/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分は「空牙団の叡智 ウィズ」以外の自分フィールドの「空牙団」モンスターの種類×500LP回復する。
(2):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、
手札から「空牙団」カード1枚を捨てて発動できる。
その発動を無効にする。


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2018年2月24日発売の《デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ》にて登場する新たなテーマ「空牙団くうがだん」に属する上級モンスターの1種。


アドバンス召喚する際には2体のリリースを要する「レベル7」の最上級モンスターではあるものの「ATK/1600」と下級モンスター程度の数値となっており、単体では最上級アタッカーとしての運用は到底望めません。


「空牙団」モンスターのステータスに関する大幅な強化も見込める下級「空牙団」の『空牙団の闘士 ブラーヴォ』を併用する事で、一時的なアタッカーとしてならばある程度の打点を得ることも可能でしょうか。
加えて、下級の「空牙団」モンスターである『空牙団の闘士 ブラーヴォ』は手札の「空牙団」モンスターを展開する下級「空牙団」共通の能力を備えており、それを以て件のステータス強化能力の活用まで、流麗なアクションが見込める他、下級「空牙団」が共通して備える手札の「空牙団」モンスターを場に繰り出す能力により、最上級「空牙団」モンスターである『空牙団の叡智 ウィズ』の成立自体は容易に狙えるうえに、上級の「空牙団」の特性の1つ、自身の特殊召喚成功時に発揮される能力の起点としての働きも望めます。


  • 下級「空牙団」の共通効果(1)

(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札から「同名」以外の「空牙団」モンスター1体を特殊召喚する。







自身の特殊召喚時に発動する効果(1)


(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分は「空牙団の叡智 ウィズ」以外の自分フィールドの「空牙団」モンスターの種類×500LP回復する。


上級レベルの「空牙団」モンスターが共通の発動条件を以て発する能力であり、特性の1つでもある効果(1)。
総じて自身が特殊召喚に成功した場合に発動可能となり、その効力は様々。


その中で『空牙団の叡智 ウィズ』が備えるは、自分フィールドの『空牙団の叡智 ウィズ』以外の「空牙団」モンスター1種につき500のライフポイントを得るというもの。


先述もした様に「空牙団」の基本は、下級「空牙団」の共通効果を利用し、手札の「空牙団」を展開していく事になる為、複数種類の「空牙団」モンスターがフィールドに並ぶシチュエーションも珍しくはありません。







起点となる下級「空牙団」から更に下級「空牙団」を追加し、連鎖的に手札の「空牙団」モンスターを展開する事も可能で、下級「空牙団」を挟んだのち、最後に『空牙団の叡智 ウィズ』を特殊召喚すればその能力によるライフの回復についてもある程度の効力が見込める様になるでしょう。


基本展開の過程で複数種類の「空牙団」を絡める事でそれに伴い回復量も増し、展開後の攻め方にも幅が出ます。
複数体並べる事で、先に挙げた『空牙団の闘士 ブラーヴォ』の「空牙団」全体に及ぶステータス強化の効力も増し、屈強な攻勢盤面の形成も望めます。


更に、上級の「空牙団」が持つもう1つの特性、フィールドに存在する際に発する能力として『空牙団の叡智 ウィズ』には相手の行動に対する有用なリアクション能力が備わっています。







フィールドに存在する事で機能する効果(2)


(2):相手が魔法・罠カードの効果を発動した時、
手札から「空牙団」カード1枚を捨てて発動できる。
その発動を無効にする。


共通の発動条件、自身の特殊召喚時に発される上級「空牙団」効果(1)に加え、それらは自身がフィールドに存在する事で、機能が見込める能力も備わっています。


現状、「空牙団」モンスターへ効果対象選択不可となる耐性を付与する『空牙団の孤高 サジータ』、手札の「空牙団」をコストにモンスター効果を弾く『空牙団の英雄 ラファール』の存在が判明している中、『空牙団の叡智 ウィズ』の能力は『空牙団の英雄 ラファール』同様に手札の「空牙団」をコストに相手の魔法・罠の効果を発動した際にそれを無効とする強力な妨害能力。
効果の発動に反応する為、「永続魔法・罠」の効果や、墓地で発動するタイプの罠などにも対応可能。
一方で、破壊を介さず無効化に留まる為、永続カードに対してはあまり有効とは言い難い一面もあります。
とはいえ、1ターンに1度あらゆる魔法・罠の効力を抑え、相手の行動を大きく制限できる。たいへん有用な能力と言えます。


空牙団くうがだん英雄えいゆう ラファール

効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2800/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「空牙団の英雄 ラファール」以外の自分フィールドの「空牙団」モンスターの種類の数だけ自分のデッキの上からカードをめくる。
その中のカード1枚を選んで手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。
(2):相手がモンスターの効果を発動した時、
手札から「空牙団」カード1枚を捨てて発動できる。
その発動を無効にする。






モンスター効果に対応する『空牙団の英雄 ラファール』とは、状況や相手のデッキタイプに応じて擁立先を変えていく事で、より有効的な機能が見込めるでしょう。


下級「空牙団」の中には、展開の過程で任意の「空牙団」をサーチ可能な『空牙団の剣士 ビート』の存在もあり、こちらが展開に絡めば、ゲーム中の戦力の選り分けも十分に可能です。


一方で、同様に手札コストを要するものの、自身の特殊召喚時に「空牙団」カード獲得の見込みのある『空牙団の英雄 ラファール』とは異なり、『空牙団の叡智 ウィズ』は自力で手札コスト分の「空牙団」モンスターを捻出しなければなりません。
下級「空牙団」を用いる1度の展開で、複数体の上級「空牙団」を展開するには少々骨が折れる事もあり、『空牙団の英雄 ラファール』との併用によるコストの確保は困難でしょう。


とはいえ、展開の過程で後続の確保を行う万能サーチャーの下級「空牙団」モンスター『空牙団の剣士 ビート』を用いる事でコストの面も1回分は賄えるでしょうから、自己完結の見込める『空牙団の英雄 ラファール』とは異なり、『空牙団の叡智 ウィズ』の場合は『空牙団の剣士 ビート』による後続(コスト)の確保を意識した運用を目指していきたいところです。


手札コストの捻出という面に課題はあるものの、相手が繰り出す魔法・罠を無効化する能力は非常に強力。
打点は少々心許ない部分もありますが、守備力は悪くない数値を備えており、自身の能力の性質とも相まって防御面に長けているカード。
上級モンスターとはいえ、「空牙団」の基礎的な展開で容易に擁立可能となる手軽さもまた魅力の1つですね。



















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