2017年5月30日火曜日

遂に登場!レベル4上スケール!『EMオッドアイズ・ミノタウロス』









ヘテムル


EMエンタメイトオッドアイズ・ミノタウロス

ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1200/守1600
【Pスケール:青6/赤6】
(1):自分の「EM」モンスターまたは「オッドアイズ」が守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
【モンスター効果】
(1):自分のPモンスターが相手モンスターに攻撃するダメージ計算時に発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
自分フィールドの「EM」カード及び「オッドアイズ」カードの数×100ダウンする。
収録






【EM】【オッドアイズ】の名を持つ「闇属性」「レベル4」

一時は環境を一色に染め上げ、制圧力・突破力共に最高クラスとも言えるレベルまで達した【EM】。(【Em】【竜剣士】)

現在はルールの変更、リミットレギュレーション改訂により、なりを潜めていますが、最強クラスであったテーマの新規カードです。

「闇属性」「レベル4」「スケール6」
と、スペックとしては非常に高く、『オッドアイズ』の名を冠するだけあって、スケール時の効果は「EM・オッドアイズ」モンスターに貫通効果を付与するというもの。
戦闘ダメージを倍にする『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』との相性は非常に良いです。
勿論、『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』のスケール効果により、このカード自身をサーチすることが可能なため、成立の難しいものではありません。
実質不死身のPモンスターで毎ターンライフを詰める。
そんな展開も悪くないのではないでしょうか。






「獣戦士」「レベル4」「スケール6」…

さあ…このカードの『オッドアイズ』“らしさ”は十分伝わったでしょうか?

ここからは、このカードの登場で本当に強化されたテーマにも触れていこうと思います。

皆さんご存知の通り、このカード…「獣戦士」族です。

それが何を意味するのか…

そう!
みんな大好き『十二獣ブルホーン』によるサーチが可能なのです!

そして…これまで上側のスケール(レベル4をP召喚する際)に汎用のレベル4モンスターは存在せず、『月光虎』や『EMキングベアー』が採用されてきました。

その均衡を打ち破り、ついに…満を辞して…登場したこのカード!

前述もしましたが、ルール変更、レギュレーション改訂によりペンデュラム自体に調整が施されたものの、リンク召喚を交える事で、まだまだ現役!

幸いにも、スケールをサーチする『十二獣』の動きの中に
『十二獣ライカ』を用いた『ミセス・レディエント』のパターンがあり、汎用ランク4である『十二獣ブルホーン』を作成した時点で
「スケールの上・下」
「リンク先を2箇所確保」
と、ベンテュラムの下準備を大方やってのけてくれます。

噂によれば「エクシーズ・ペンデュラム・リンク」を駆使したループ型【インフェルニティ】なるものも居るとか居ないとか…


まとめ


驚くほど高スペック!
しかし、結局のところ『十二獣ブルホーン』が強い…
「獣戦士」「レベル4」「スケール6」
『十二獣ブルホーン』が生きてい限りはバツグンの汎用性!




ヘテムル




2017年5月24日水曜日

『時械神』待望のサーチはまさかのパワーカード!『時械巫女』








ヘテムル


時械巫女じかいみこ

効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):「時械神」モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは2体分のリリースにできる。
(3):このカードをリリースして発動できる。
デッキから攻撃力0の「時械神」モンスター1体を手札に加える。
(4):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから攻撃力0の「時械神」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分はこの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
収録





『時械神』アドバンス召喚の際は2体分のリリース要員

自分フィールドにモンスターが存在しない場合は手札から特殊召喚可能と、リリース要員としては申し分ありません。
そして、基本的にレベル10の『時械神』モンスターをアドバンス召喚する際には2体分のリリース要員として扱うことが可能。

しかし、『時械巫女』の特殊召喚条件が満たされている状況下では『時械神』モンスターはリリースなしで召喚する事ができます。
そのため、2体分のリリース要員としての運用は、
自分フィールドにモンスターが存在する場面で、『時械巫女』を蘇生等、何らかの手段で場に揃え、その上で手札の『時械神』を追加していく事になるでしょう。
幸いにも、このカード自身のステータス
「星1/光属性/天使族/攻 0/守 0」
というのは多くの蘇生カードに対応しており、
『死者蘇生』『ソウル・チャージ』『リビングデッドの呼び声』等の汎用カードのみならず
『金華猫』『祝福の教会-リチューアル・チャーチ』『リミットリバース』
等にも対応。

また、効果(4)の性質上『救援光』『奇跡の光臨』による帰還も狙う事が可能で、その気になれば(1)〜(4)全ての効果を最大限活用することも…

しかし(2)のアドバンス召喚補助効果に限っては…
もちろん、付いていて損はないのですが、前述の通り、各種『時械神』はリリースを必要としない召喚が可能なため、このカードの真価はやはり(3)(4)の効果でしょう。






自身をリリースする事で好きな『時械神』をサーチ!

強力な効果を有する各種『時械神』
『時械神メタイオン』『時械神ラツィオン』『時械神ザフィオン』『時械神サディオン』『時械神カミオン』

これらを召喚権も使わず、その局面に合わせた物をサーチできます。
それぞれが驚異的な除去効果を備えており、このカードの登場により、『時械神』自体、汎用カードとしての扱いが強くなるかもしれません。


強力な効果(4)

その凶悪さは単純な性能からくるものではなく…

リリースしてサーチを行う効果(3)の使用後、効果(4)を使用し墓地から自身を除外する事でデッキから「攻撃力0の『時械神』モンスター」を特殊召喚する事ができます。

…デッキから…特殊召喚


『時械神』のデッキから特殊できない制約とは…
という疑念は払拭できませんが、その制約を振り切るだけあって、効果は非常に強力。
発動するターンは特殊召喚を制限されてしまいますが、それでも狙う価値のある効果です。

前述した様に、自身を除外する発動コストに関してもシナジーを期待できる要素もあります。
そして何より、リクルートするモンスターとなる各種『時械神』は手軽に運用が可能になればあらゆる環境で活躍が見込めるカードばかり。
やはり汎用カードとしての飛躍が期待されるカード群ですね!




ヘテムル




2017年5月11日木曜日

その柔軟性は【時械神】でもピカイチ!『時械神カミオン』

こちらもよろしくお願い致します。







ヘテムル


時械神じかいしんカミオン

効果モンスター
星10/地属性/天使族/攻 0/守 0
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードは戦闘・効果では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。
相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻し、
相手に500ダメージを与える。
この効果の発動に対してカードの効果は発動できない。
(4):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主のデッキに戻す。

収録







他の『時械神』に比べ、小回りの効く効果

モンスターを一掃する『時械神メタイオン』

魔法・罠を一掃する『時械神ザフィオン

墓地を一掃する『時械神ラツィオン

どれも派手で一芸に長ける各種『時械神』

そんな中で、『メタイオン』『ザフィオン』の中間的な効果を有した『時械神』が登場!

除去可能な枚数は1枚となりますが、その分様々なケースでの活用が可能で、汎用性に富む『時械神』です!






封殺系への解として有能

『大天使クリスティア』『虚無魔人』

これら強力な特殊召喚封じモンスターに加え
『虚無空間』『王宮の勅命』…等

高い封殺力を持つ罠カードも多数存在し、これらが致命的となるデッキはどうしても構築段階からメインギミック以外の解答を用意しなければならない場合があります。

なんらかの手段での封殺があり得る環境下で
「どちらにも対応できるカードを採択しておきたい」
そんな時、幅広く対応可能なこのカードが選択肢として挙げられるのではないでしょうか。

さらに、単純な除去+1ターンの延命も図ることができ、封殺環境以外でも重宝される存在となるのではないかと期待しています。

対象を取らず、チェーンも許さないデッキバウンス

往年の【クリフォート】最強除去モンスター『クリフォート・エイリアス』と同じく、効果に対してのチェーンを許さない事に加え、テキストから読み取るに、対象を取る効果でもないと思われます。

対象を取らないだけでも強力で、その上チェーンも許さないその除去性能は、数ある類似カードの中でもトップクラスと言えるかもしれません。


オマケの500バーンも侮れず


エクストラターンに於いて、ライフ差で勝敗を左右する性質上、除去を兼ねつつのバーンも侮れません。
もちろん常時除去に付随したバーンでライフを詰める事で「キル」のハードルを下げていくことができ、押し込みの下準備としての運用にも悪くはありません。
カード単体としての完成度は相当高い物となっています。



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ヘテムル




2017年5月4日木曜日

『時械神サディオン』【堕天使】の救世主に!…なってくれ…

こちらもよろしくお願い致します。







ヘテムル


時械神じかいしんサディオン

効果モンスター
星10/風属性/天使族/攻 0/守 0
このカードはデッキから特殊召喚できない。
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードは戦闘・効果では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
自分のLPが4000より少ない場合に発動する。
自分のLPは4000になる。
(4):自分スタンバイフェイズに発動する。
このカードを持ち主のデッキに戻す。
収録






LPを4000まで戻す

8000ではなく4000というのがアニメ出身カードっぽさを残していますね!
しかし、実戦ではどうでしょうか…

序盤はほぼバニラモンスター。
利点としては
・リリースなしで通常召喚可能なレベル10
・盾としては申し分ない破壊耐性

といったところ…リンクの素材としても少し勿体無さを感じますし、特殊デッキでの活躍に期待するしかありません。






「風属性」「レベル10」


風属性であるため『真竜凰マリアムネ』の効果の媒体にしたり、レベル10である事を活かし、【堕天使】等の10エクシーズを狙えるデッキに組み込む事は視野に入ってきます。

特に、【堕天使】はデッキの性質上、多大なライフコストが生じるため、エクシーズの媒体兼ライフの回復要員としてそれなりの活躍が期待できます。
さらに、墓地からの蘇生も可能なため、『堕天使スペルビア』を用いて再利用も図ることができます。

ですが、『灰流うらら』の存在から、現環境の【堕天使】は大変厳しい状況にあり、勝ち切るのは難しいと言うのが現状です。

やはり今後の活躍に期待…です。

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ヘテムル