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2018年2月22日木曜日

【 #遊戯王 『ヴァンパイア・フロイライン』】容易に発動可能な特殊召喚能力に加え、自身を含めた「アンデット族」の戦闘補助、更にはコントロール奪取まで備える「ヴァンパイア」新鋭!












ヴァンパイア・フロイライン

効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻 600/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分のアンデット族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、
100の倍数のLPを払って発動できる(最大3000まで)。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ、払った数値分アップする。
(3):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。
そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。


さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。








2018年2月24日発売の《デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ》収録。
同弾にて強化されるテーマ「ヴァンパイア」に属する新規のモンスター。


「レベル5」の上級「アンデット族」ではあるものの、そのステータス自体は「ATK/ 600」「DEF/2000」と、突出したものではありません。


ですが、自身の効果(1)によって容易に特殊召喚が可能となっており、上級モンスターである点をものともしない程、手軽な運用も見込めるモンスターと言えます。


(1):モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。







モンスターの攻撃宣言時に反応し、自身を特殊召喚する当能力のトリガーとしては、自分のモンスターの攻撃宣言時はもちろん、相手のモンスターが攻撃の宣言を行った際にも発動可能である為、相手から直接攻撃を受ける際などに壁として配することで、場合によってはライフカットの役割も望めます。その際には自身守備表示で特殊召喚する性質上、素のステータス値「DEF/2000」のままでも、壁として最低限の働き程度は期待できるでしょうか。


とはいえ、元々のステータス値では如何に特殊召喚が容易であるといっても戦力としてはカウントし難いもの。
その点を『ヴァンパイア・フロイライン』の効果(2)を利用し、更なる強固な壁として、時にはアタッカーとして、自身を含め「アンデット族」全体のステータス強化を施すことが可能で、それによって戦闘によるアドバンテージの獲得も狙えるようになります。







「アンデット族」の戦闘時、ライフをコストにステータスを強化!


(2):自分のアンデット族モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に1度、
100の倍数のLPを払って発動できる(最大3000まで)。
その自分のモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージ計算時のみ、払った数値分アップする。


効果(1)により、比較的容易に特殊召喚が可能な『ヴァンパイア・フロイライン』がフィールドに存在していれば、自分のコントロールする「アンデット族」が相手モンスターと戦闘を行う際、ダメージ計算時に自分のライフポイントを支払うことで、そのダメージ計算時中は支払った数値分、そのモンスターの攻撃力・守備力を増加させ、「アンデット族」モンスターの戦闘を大きく助けます。







自分の「アンデット族」モンスターの攻撃宣言時に効果(1)を利用し特殊召喚。そのまま当能力を以て戦闘補助の役割をこなす事が可能となり「アンデット族」を軸としたデッキでは、自身が守備表示で特殊召喚され、即効性に欠けるといった点もある程度は軽減が見込め、総じて扱いやすい能力となります。


100刻みでライフを支払い、最大値は3000までとなっており、ライフポイントにさえ余裕があれば下級モンスター程度のステータスを持つモンスターで大型モンスターとの戦闘に打ち勝つ事も可能です。
しかし、あまり貧弱なモンスターを攻撃表示にしてしまうと、仮に戦闘を制した場合であっても、その戦闘時に支払ったライフコストに加え、返しの戦闘時に発生するコストやダメージも考慮すると、その数値は決して侮れないもので、ライフポイントを大きく失う危険性があるという認識を常に持ち、そういったシチュエーションでは戦闘後「リンク」素材等に利用しておくなど、ライフポイントの管理に一層気を配る必要があります。


「アンデット族」全体の戦闘に関する補助が見込める能力を持つ『ヴァンパイア・フロイライン』ですが、自身の戦闘時にもその能力を利用できる為、単体である程度戦力として機能が見込めるカードと言えます。
当能力で最大数値まで強化した場合、「レベル5」としては心許ないとも感じる『ヴァンパイア・フロイライン』のステータス値も「ATK/3600」「DEF/5000」にまで跳ね上げる事が可能となります。
容易な特殊召喚能力を含め、汎用的な運用も見込める上、効果(3)により戦闘で得たアドバンテージを広げ、新規「ヴァンパイア」エクシーズ成立の容易化も見込める能力を備えます。







自身が戦闘破壊したモンスターのコントロールを奪取


(3):このカードが戦闘でモンスターを破壊したバトルフェイズ終了時に発動できる。
そのモンスターを墓地から可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。


単体で特殊召喚から戦闘面の補助となるステータス強化前でこなす『ヴァンパイア・フロイライン』が戦闘によってモンスターを破壊する事で適用される効果(3)。


戦闘破壊を行なったバトルフェイズの終了時にそのモンスターを可能な限り自分フィールドに特殊召喚する。
驚異のコントロール奪取能力を備えます。







自身が戦闘により相手モンスターを破壊する見込みは効果(2)の存在から十分期待できるでしょう。その際、単純に1体のコントロールを得るだけでも有用性の高さを窺わせますが、自身が複数回攻撃した際には戦闘破壊したモンスターを全て蘇生可能となるなど、コンボへの利用に関しても有望なカードです。


また、蘇生を介したコントロール奪取によって得たモンスターは様々な素材として使用可能な上、同じく《デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ》収録の新規「ヴァンパイア」エクシーズモンスター『交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン』の布石ともなるなど、同弾にて強化がうたわれる「ヴァンパイア」とのシナジーにも期待がかかります。


さて、いよいよ発売目前にまで迫った《デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ》
収録カードの情報も出揃ってきており、「ヴァンパイア」はもちろんの事、新テーマ「閃刀姫」「空牙団」の動向に是非とも注目していきたいところです。




















2018年2月21日水曜日

【 #遊戯王 『闇黒世界-シャドウ・ディストピア-』】フィールドのモンスターをコストとしてリリースする際に、相手フィールドのモンスターをも利用可能とする新規「フィールド魔法」!












闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-

フィールド魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、
ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。


さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。







遊戯王.jp


2018年3月10日発売の「ストラクチャーデッキR」シリーズ最新セット《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》にて登場する新規の「フィールド魔法」カード。


『闇黒の魔王ディアボロス』をはじめ、『悪魔嬢リリス』『悪王アフリマ』と、現時点で判明している《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》の新規カード群が総じて「闇属性」モンスターの「リリース」に関連した能力を備えており、それらのサポート役としての活躍が大きく期待できる「フィールド魔法」となっています。


中でも『悪王アフリマ』は自身を手札から捨てる事で『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』の獲得が可能な専用サーチ能力を備えており、従来の『テラ・フォーミング』『盆回し』といった「フィールド魔法」ギミックを牽引したカード群が規制を受けている現在(2018/01/01〜)でも、アクセス面の安定が望める仕様と言えるでしょう。


悪王あくおうアフリマ

効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1700/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「闇黒世界-シャドウ・ディストピア-」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
この効果を発動するためにこのカード以外の闇属性モンスターをリリースした場合、
ドローする代わりにデッキから守備力2000以上の闇属性モンスター1体を手札に加える事ができる。







フィールドに存在するすべてのモンスターの属性を変更し「リリース」を要する効果をサポート


(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。


自分・相手問わず、フィールド全域に及ぶ表側表示モンスターの属性を「闇属性」へと変更する効果。
これにより、相手モンスターの属性も「闇属性」に固定される為、『超融合』を用いる事で相手モンスター2体から『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』が成立し、完全なる2体除去としての運用が可能となります。



そのほかにも、それぞれのステータス値に伴い、自分フィールドのモンスターが総じて各種「ウイルス」カードの媒体として利用できるようになるなど、メインデッキが「闇属性」を主体としたデッキであっても「リンク」等を用いた展開の着地点が「闇属性」とは限らない為、そういった状況下でも『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』を貼ってさえいれば問題無く「闇属性」サポートを利用することが可能です。








加えて、『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』の効果(2)によって「闇属性」モンスターをリリースする際、代わりに相手フィールドの「闇属性」モンスターを以てコストを賄うことが可能となり、そういった類のカード群に関しては除去を兼ねた効果の運用が見込める様になります。


(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。


各種「ウイルス」カードの媒体として、『闇黒の魔王ディアボロス』『悪魔嬢リリス』『悪王アフリマ』といった《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》の新規カード群等の効果を利用するにあたって必要なコスト
として、「闇属性」となった自分フィールドのモンスターを使用し易くなる上、自分フィールドと同様に「闇属性」となった相手フィールドのモンスターを1体、それら支払うべきコストの代わりにリリースする事で効果の発動が成り、その過程で相手フィールドのモンスターを1体、「リリース」という比較的回避が困難な手段を以て排除する事が可能となり、「リリース」をコストとして要するカード群全体をより有効的に運用してゆける効果となっています。


先に挙げた各種「ウイルス」や、《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》収録の新規カード群。
加えて『融合呪印生物-闇』を利用した擬似融合素材としての運用や、『痛み分け』『エネミーコントローラー』といった自分フィールドのモンスターをリリースする事で効果を適用する汎用的カードなどを利用する際にもその効果は大いに役立ちます。



一方で、コストとしてではなく、効果の処理としてモンスターをリリースするカードの肩代わりは不可能となっており、「儀式」素材として相手モンスターを利用するといった手段を取ることはできません。
また、肩代わりする効果は1ターンに1度とされている為、コストを要するカードを複数コントロールしている場合は、肩代わりする効果の見極めも必要となってきます。


とはいえ、名称括りではなく、あくまで単一の効果(2)の発動回数に課せられる制限である為、2枚目に張り替える、もしくは『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』自体をバウンスしたのちに貼り直す事で再びそのターン中の肩代わり効果の利用も可能となります。
相手モンスターに複数回干渉しつつ、効果の利用を図るならば、張り替えや再利用というのも1つの手です。
しかし、単体で機能するとは言い難い「フィールド魔法」である『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』を複数枚抱えてしまう点はリスクでもある為、構築段階からそういった兼ね合いも意識しておく必要はありそうです。







リリースされたモンスターの数に応じてトークンを生成


(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、
ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。


各エンドフェイズ毎に、そのターン中『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』が表側表示で存在する状況下でリリースされたモンスターの数まで、可能な限りそのターンプレイヤーのフィールドに「トークン」を生成する効果(3)。


効果(1)(2)を利用する事で、相手フィールドから「リリース」コストを捻出した際にも1体分カウントされ、自分のターン中に適用すればその分自分フィールドにトークンを生成し、次ターン以降の「リンク」素材や「闇属性」のコストとして、また相手ターンを凌ぐ際の壁としての運用も望めます。
特筆するほどの効力は得られずとも、コストの捻出兼除去を行なった上、実質タダで生成された副産物としての「トークン」と見ればその役割でも及第点と言えるでしょう。


一方で、相手ターン中にリリースが行われた場合は、相手フィールドにトークンを生み出してしまいます。
幸い、生成するタイミングがエンドフェイズである為、即座に「リンク」素材などへ利用される危険はないものの、この場合も多少のダメージカット程度にはなるでしょうから、その辺りのデメリットも考慮した運用を目指さなければなりません。







また、こちらは効果(2)とは異なり、フィールド外や効果処理によるリリースから、アドバンス召喚の際にリリースされたものまで含まれる為、トークンの生成は存外容易く行われてしまう可能性が高く、自分のターンはさておき、相手ターンのトークン生成とそれらの処理についての意識は常に持っておきたいところです。


「リリース」をコストとするカード群の効力を高め、更には自軍全体が「闇属性」サポートの恩恵を受け易くなるなど、「闇属性」以外のカードをもサポート可能な新規「フィールド魔法」。
トークン生成に関する効果(3)の運用については扱いの難しい部分もありますが、総合的には《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》の新規カード群とも大変好相性。
専用サーチカードの存在から、動きの軸に据えた構築を目指しても「面白いのではないか」と思わせる性能を持ったカードです。


















2018年2月19日月曜日

【 #遊戯王 『闇黒の魔王ディアボロス』】「闇属性」モンスターのリリースをトリガーとする特殊召喚能力に加え、強固な耐性とハンデス能力を備える最上級モンスター。














闇黒あんこく魔王まおうディアボロス

効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
(3):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。



さいごにアンケートを設置しております。
是非ご参加ください。







遊戯王.jp


2018年3月10日発売の「ストラクチャーデッキR」シリーズ最新セット《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》に収録される新規モンスターであり、その元となった《ストラクチャーデッキ-暗闇の呪縛-》の看板『魔王ディアボロス』のリメイクモンスター。



「レベル8」の「闇属性」、加えて「ドラゴン族」である為『闇の誘惑』『トレード・イン』等のドローソースに対応する他、『竜の渓谷』『竜の霊廟』から墓地へ送るパターンなどからもアクセス可能な上、「レベル7・8」の「ドラゴン族」専用蘇生カードで、墓地に存在する際には「ドラゴン族」の破壊を肩代わりする効果も備える『復活の福音』による蘇生も可能。





また、『竜の渓谷』『竜の霊廟』等のデッキから墓地へ送るアプローチ手段は、『闇黒の魔王ディアボロス』自身の能力に蘇生が備わっている点が活きる見込みも十分にあり、円滑な運用を目指す上ではこういったアクセスルートについても一考の価値はありそうです。







自分フィールドの「闇属性」モンスターがリリースされた際に反応する効果(1)


(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。


「レベル8」の『闇黒の魔王ディアボロス』を通常召喚するとなれば2体のリリースを要する最上級のアドバンス召喚を行う必要がありますが、当能力により自分フィールドの「闇属性」モンスターが何らかの形でリリースされた際に自身を特殊召喚可能となります。


単体で成立可能とはいきませんが、本来であれば2体のリリースを要するところが1体で済む上、手札だけでなく墓地からも発動可能となる為、先に挙げた『トレード・イン』による手札入れ替えのコストとしての運用や、『竜の渓谷』辺りから直接墓地に落としておく事で「闇属性」モンスターのリリースに備え、成立の機会をうかがえます。


肝心の「闇属性」モンスターのリリースについては、同《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》新規収録のモンスター『悪魔嬢リリス』が単体で「通常罠」へのアプローチを成す過程で行う他、『ジュラゲド』や『リンクリボー』など、汎用的な効果を持ったカード群を用いる事でも達成が見込め、当然リリースの基本となるアドバンス召喚や、フィールドからリリースした場合に限られるものの「儀式」召喚を行う際も『闇黒の魔王ディアボロス』成立の引き金となり得ます。








また、自分フィールドの「闇属性」モンスターに対して、相手が「壊獣」の様にリリースを用いた除去を投じた際にもトリガーとなる為、「闇属性」を多く扱う上ではそういった除去手段への牽制役として睨みを効かせてくれます。



自分フィールドの「闇属性」モンスターがリリースされれば様々なタイミングでフィールドに呼び出す事が可能な為、各種「ウイルス」カードの発動や、『闇黒の魔王ディアボロス』へのアクセスも兼任可能な『終末の騎士』を用い『BF-隠れ蓑のスチーム』を墓地へ落とす事でも、即座に「闇属性」モンスターのリリースする機会を作り出せます。




一見手間のかかる「闇属性」モンスターのリリースですが、その行為自体の枠が広く多角的なアプローチが見込める条件となっています。







「壊獣」をも寄せ付けぬ耐性


(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。


「闇属性」のリリースに反応して特殊召喚可能な『闇黒の魔王ディアボロス』は相手からのリリースによる除去は受け付けず、あらゆる効果の対象にも選択されない耐性を備えます。


昨今の耐性持ちモンスター等への対処係を一手に引き受けるご存知「壊獣」。
これらを用いる除去を許さず、戦闘面では「ATK/3000」を武器とし、さらには効果対象に選択されない。比較的強固なモンスターと言えます。
頃来、「リンク」を用いるデッキが主な除去手段として搭載する『トロイメア・ケルベロス』『トロイメア・ユニコーン』に除去されない点も、高打点と相まってある程度の場持ちが期待できる性能となります。



一方で、そういったモンスターへの対策として対象を取らない『ヴァレルロード・ドラゴン』や『星杯戦士ニンギルス』といった手段を搭載している場合も多く、対象を取らない全体除去カード『ブラック・ホール』『激流葬』が無制限である以上、過信は禁物である事もまた事実。









とは言え、一旦場を離れたとしても再び三度「闇属性」モンスターを何らかの形でリリースする事で墓地から舞い戻る事が可能な点は、耐性を持つモンスターでありながら、無理に維持する事も無い。ある種最上級の耐性とも呼べる能力を併せ持っています。


とはいえ、先程挙げた『ヴァレルロード・ドラゴン』の場合、コントロールを一時的に奪取されてしまう為、再度場に呼び出すタイミングが遅れ、ライフを大きく取られる可能性が高く、一般的な汎用カードの中でも一際相性の悪いリンクモンスターと言えるかもしれません。


尚、相手からのリリースは受け付けない『闇黒の魔王ディアボロス』ですが、自分はその範囲に含まれない為、高ステータスを利用した各種「ウイルス」カードの媒体としては問題なく利用可能です。


自身が手札・墓地に存在している状況下でリリースを行う必要がある為、『闇黒の魔王ディアボロス』自身のリリースをトリガーとし、そのタイミングでコストとなった『闇黒の魔王ディアボロス』の蘇生は不可能となりますが、再利用が見込めるモンスターは「ウイルス」の媒体として有用である為、構築の際はその候補としての検討もできるモンスターであることは確かです。








「闇属性」モンスターをリリースする事で発動するハンデス効果


(3):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。


成立後は屈強なステータスと耐性によってある程度の戦線維持が見込める『闇黒の魔王ディアボロス』は、フィールドに居座る事で「闇属性」モンスターを媒体に、毎ターン相手の手札に干渉する能力を備えています。


相手視点からは『闇黒の魔王ディアボロス』を放置すれば手札の有効札を根こそぎ狩られる危険がある為、早急な対応を迫られる事となりますが、ステータスと耐性がそれを阻みます。
しかし、『闇黒の魔王ディアボロス』を扱う側としても、コストとなる「闇属性」モンスターの供給や、相手の手札に干渉可能とはいえ効果処理の際にデッキの「上・下」から戻すカードまでもが相手に選択権がある為、毎度有効に働くとも考えられず、発動のタイミングもなかなか難しい能力となります。


自身もコストとして利用可能な為、コスト面の問題は墓地にもう1体『闇黒の魔王ディアボロス』を落としておき、双方をトリガーとして機能させる事で毎ターンコストの確保が可能となります。
また、《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》の新規「フィールド魔法」カード『闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-』と併用する事で、状況次第では相手のフィールドからコストを捻出してしまうという手もあります。







闇黒世界あんこくせかい-シャドウ・ディストピア-

フィールド魔法
(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。
(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、
ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。

コンボ性が高く、リスクもありますが除去も兼ねるハンデスが有効となる局面は多いでしょう。
ですが、長期的なハンデスを目指すならば、やはり『闇黒の魔王ディアボロス』を2枚用意してしまうのが最も手軽な方法なのかもしれません。


一方で墓地メタを兼ねる「手札誘発」対策として『墓穴の指名者』が流行している点は『闇黒の魔王ディアボロス』にとって芳しくない現状と言えます。



軸に据えるとなればそういった部分の兼ね合いも考慮しつつの運用が求められていく事でしょう。


メタとの兼ね合いに関しては挙げればきりがありませんが、単体性能として《ストラクチャーデッキR-闇黒の呪縛-》のパッケージを飾る『闇黒の魔王ディアボロス』は、容易な成立手段と強固な耐性、加えてハンデスまで備える。最上級レベルに相応しい強力なモンスターと言えます。
『悪魔嬢リリス』共々、今後が非常に楽しみなカード達です。