2017年10月20日金曜日

『古代の機械素体』融合素材の確保に貢献




古代の機械素体アンティーク・ギアフレーム

効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された 魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。
(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を 合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。




遊戯王.jpにて公開された《デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-》新規収録の【古代の機械】に属するモンスター。

【古代の機械】に於いては融合のサポート役を担い、自身もその融合素材として運用可能。

同じく《デュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-》収録の新規カードである『古代の機械融合』は【古代の機械】専用の融合カードで、「古代の機械」に関するサーチ等に対応。

万能サーチでデッキの要となる『古代の機械飛竜』はもちろん、『古代の機械素体』を用いても獲得可能で、融合を狙った【古代の機械】の構築を後押しします。



コストを要求するも、【古代の機械】に於ける貴重なサーチ要員。

(1):手札を1枚捨てて発動できる。
「古代の機械巨人」1体または「古代の機械巨人」のカード名が記された
魔法・罠カード1枚をデッキから手札に加える。

手札コストを要し、且つサーチ先が『古代の機械巨人』、または条件付きの「魔法・罠」に限られ、同じく【古代の機械】の万能サーチモンスター『古代の機械飛竜』にはあらゆる面で遅れを取る事となります。

「アンティーク・ギア」と名のついたカードならば「モンスター・魔法・罠」を問わず同名以外の全てのカードにアクセス可能な『古代の機械飛竜』。

対して『古代の機械素体』のサーチ条件が

「古代の機械巨人」1体

または

「古代の機械巨人」のカード名が記された魔法・罠カード

と限定され、現在判明している範囲でこのサーチに対応するカードは

  • 『魔法の歯車』
  • 『古代の機械融合』

以上2種のみとなっており、本格的に運用するにしても、その選択肢は一辺倒、多様性に乏しく、手札コストを要する効果のリターンとしては物足りなさを感じます。

なにかと比較してしまいがちな両カードですが、如何に万能サーチと言えども『古代の機械飛竜』のサーチ効果は1ターンに1度きりとなるため、『古代の機械素体』と合わせ、コンボパーツの回収に努める。
といった運用はそれなりに現実的でしょうか。

また、『古代の機械素体』の利点として"『古代の機械箱』に対応するステータス"という点が挙げられます。

そのため、『古代の機械射出機』や『歯車街』等を用いて『古代の機械飛竜』をリクルート。

その効果を起点に『古代の機械箱』経由で『古代の機械素体』を回収しそのまま召喚。

この展開ならば『古代の機械箱』という手札コストを確保しつつ、『古代の機械素体』のサーチ効果まで満遍なく活用し、その後の展開へと繋いでゆけます。

この流れを利用し『古代の機械箱』を温存したうえで『古代の機械融合』を獲得すれば、3体の融合素材を確保可能。

それらで即座に『古代の機械超巨人』の融合召喚を試みる事も出来ます。



古代の機械超巨人アンティーク・ギア・メガトン・ゴーレム

融合・効果モンスター
星9/地属性/機械族/攻3300/守3300
「アンティーク・ギア」モンスター×3
(1):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
(2):「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」の中から合計2体以上素材として融合召喚したこのカードは、 その数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。
(3):融合召喚した表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
EXデッキから「古代の機械究極巨人」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。


この様に、『古代の機械融合』を軸に据える構築を思案するうえでは貴重な融合ルートの開拓を成します。


【古代の機械】のサーチカードとしては『古代の機械飛竜』の足元にも及びませんが、単純な『古代の機械融合』へのアプローチ機会の増加見込みに加え、これらを併用する事で融合素材となるモンスターを水増ししつつ、『古代の機械融合』を獲得可能とする。
脇役としては十分活躍の見込めるカードとなります。



サーチによる融合サポートに加えて…

前項でご紹介した様に、【古代の機械】に於ける融合サポートとして、一端を担う可能性を秘めた『古代の機械素体』。

メインとなる効果(1)に加え「古代の機械」特有の攻撃時の「魔法・罠」封殺能力を備えます。

(2):このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

「ATK 1600」と言う事で特段戦闘面に於ける利を有するわけではありませんが、ある程度の打点を備えた下級モンスターであるため、ゲーム中攻撃宣言を行う機会は必ず訪れます。
その際に攻撃反応の「魔法・罠」を無視できる点は、副次的な効果という面で捉えるうえでメリット以外の何物でもありません。

「古代の機械」の中には「魔法・罠」だけでなく、「モンスター効果」への封殺能力を備えるものも存在しますが、『古代の機械素体』が抑えられるのは「魔法・罠」に限られます。
プレイの際、この点には注意しておきたいところです。


また、相手のカードの効果でフィールドを離れる際に、手札から『古代の機械巨人』『古代の機械巨人-アルティメット・パウンド』を場に展開する能力を備えます。

(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
手札から「古代の機械巨人」「古代の機械巨人-アルティメット・パウンド」を
合計3体まで召喚条件を無視して特殊召喚する。

『古代の機械巨人』は『古代の機械素体』自身の効果(1)でサーチ可能であり、特殊召喚する枚数は"合計3体まで"
複数手札に抱える様な場合は複数展開可能ですが、『古代の機械巨人』を1枚でも採用しておけばサーチを介する事で、当効果の活用に繋がります。

しかし、如何に『古代の機械巨人』を確保できたとしても、当効果を運用するうえで最大のネックとなるのが

相手の効果でフィールドから離れた場合

という発動条件。

カード効果を用いて対処する事で大型モンスターに化ける可能性を孕む行為を、たかたが「ATK 1600」のモンスターに対しては行ってもらえないのです。
戦闘耐性等を備えている訳でもないので当然ですね。

そのため、効果(2)(3)は効果(1)を運用するうえでのおまけとして考えるのが妥当でしょうか。



単体の性能、サーチャーとしての性能は実用ラインぎりぎりですが、【古代の機械】に於ける融合サポートとしてポジションを確立出来る要素は備わっています。
現状は乏しい選択肢も、強化次第で化ける可能性も十分考えられます。
今後に期待。といったカードでしょうか。



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