2017年10月12日木曜日

『デーモンの呼び声』判明!【暗黒界】の新規!?…ではなく【デーモン】の新規です。




デーモンのごえ

永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル5以上の悪魔族モンスター1体を対象として発動できる。
手札から悪魔族モンスター1体を捨て、対象のモンスターを特殊召喚する。






《エクストリーム・フォース》収録の悪魔サポートとなる「永続罠」カード。

カード名が呼び声というだけあり、『リビングデッドの呼び声』と同様に墓地からの蘇生効果を主な役目とします。

限定的な「高レベルの悪魔族」専用蘇生カードとしての運用に加え、効果により手札の悪魔族モンスターを墓地に捨てる事が可能。

この点が最大限活かすならば、やはり【暗黒界】や【魔轟神】への採用が現実的になってくるでしょうか。

蘇生先に関して言えば【DDD】や【ユベル】といった辺りへの採用も検討はできます。



蘇生先となる「レベル5以上の悪魔族」

「レベル5以上の悪魔族」に限定された蘇生対象。
加えて手札の悪魔族を捨てる必要があり、単純な蘇生罠としては、類似する『リビングデッドの呼び声』『竜魂の幻泉』等に劣ります。




表示形式を問わない点を除き、蘇生という面では確実に劣る『デーモンの呼び声』ですが、利点を挙げるならば間違いなく


このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。


この部分でしょう。

何を隠そうこのカード。
永続罠らしく、場にある限りは毎ターン蘇生効果を利用可能なのです。

勿論、その都度手札の悪魔族モンスターを捨てる必要も出てきますが、その点も捨てられる事で「ドロー・サーチ」を行う【暗黒界】ならば損失を軽減できるうえ、『暗黒界の龍神 グラファ』という『デーモンの呼び声』の蘇生範囲に属し、効果によって手札より捨てられた際はフィールドのカードを1枚除去可能なメインアタッカーまで有します。




「デーモン」の名を冠する蘇生カードですが、ここまでくると「暗黒界の呼び声なのでは?」とさえ思えてなりません。

しかし、現実は『デーモンの呼び声』…
『暗黒界の術師 スノウ』によるサーチに非対応で、その点は実に悔やまれます。




その分、「デーモン」の恩恵を受け、『トリック・デーモン』によるサーチに対応。




また、タイミングを逃しがちな『トリック・デーモン』自身のサーチ効果起動のトリガーとする事も可能で、「デーモン」括りの運用にも期待できます。


「デーモン」といえば『インフェルニティ・デーモン』という「デーモン」の皮を被った【インフェルニティ】のソリティア幇助定番モンスターの存在もありますが、レベル4であるため、生憎その線は御される格好となっています。
(本当に良かった)




【暗黒界】ならば、先に挙げた『暗黒界の龍神 グラファ』に加え、手札から効果で捨てられた際に自身を蘇生可能な『暗黒界の軍神 シルバ』『暗黒界の武神 ゴルド』『暗黒界の鬼神 ケルト』『暗黒界の闘神 ラチナ』と、捨てる候補としても、蘇生先としても運用可能なモンスターが複数存在し、単純な蘇生カードとして出なく、手札を捨てる手段としての活用も視野に入ります。




このカードの登場により、以前に増して素早くライフを取り、レースを有利に進めやすくなるのではないでしょうか。



手札から捨てる「悪魔族」

手札から捨てられる事がメリットとなる「悪魔族」で実用的なものの多くが【暗黒界】で、やはり【暗黒界】への投入が真っ先に検討される1枚です。

では、実際に【暗黒界】採用するとして、捨てられる事で効果を発揮するモンスターの選択肢はどの程度あるのか、実用性の高いものを再確認しておきましょう。


  • 『暗黒界の術師 スノウ』


【暗黒界】に於ける万能サーチ。
手札を捨てるうえで真っ先に選ばれるであろうデッキのエンジン。


  • 『暗黒界の狩人 ブラウ』


『暗黒界の術師 スノウ』に次いでデッキを回すうえで必要不可欠なモンスター。
ドローは正義と謳われる「遊戯王」に於いては重要な役割を担うカード。


  • 『暗黒界の龍神 グラファ』


蘇生先としても挙げた『暗黒界の龍神 グラファ』。
相手ターンに捨てる事で妨害としての運用にも期待できます。


  • 『暗黒界の軍神 シルバ』『暗黒界の武神 ゴルド』


捨てる候補、蘇生候補として非常に優秀なモンスター。
これらに構築を寄せる事で、双方の「レベル5」という点を活かし「ランク5」エクシーズを狙えます。


  • 『暗黒界の鬼神 ケルト』『暗黒界の闘神 ラチナ』


『暗黒界の軍神 シルバ』『暗黒界の武神 ゴルド』と同様に蘇生先となり、捨てる悪魔族としての役割もこなします。
こちらは「レベル6」で、目指すランク次第で使い分けていきたいですね。


まだまだ、面白いカードは多数ありますが、代表的なものはこの辺りでしょうか。

蘇生の候補、捨てる候補、どちらも満たしたカードを中心に採用したビート系デッキを組むのも面白いかもしれませんね。

最近は以前程の勢いを感じない【暗黒界】ですが、個人的には何かをきっかけにして、復権する事を望んでいます。

このところは、過去のテーマへ注力する傾向にあるので、微強化を重ね、着実にパワーを上げていってほしいものですね。
(やり過ぎて壊すのはNGでお願いします)



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