2017年3月27日月曜日

リンクに最適⁉︎『切れぎみ隊長』

こちらもよろしくお願い致します。







ヘテムル


れぎみ隊長たいちょう

効果モンスター
星1/地属性/戦士族/攻 400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。






基本運用

召喚成功時に自分墓地に存在する「レベル4以下のモンスター」を幅広く釣り上げることが可能。
しかし、そのモンスターの効果は無効となるため
「シンクロ」「エクシーズ」「リンク」の素材としての利用が理想です。




シンクロでの活用

墓地からチューナーを蘇生させる事で
「レベル2」〜「レベル5」と、釣り上げるチューナー次第で幅広いレベルのシンクロに対応できます。
強力なチューナーの代表格である
『ジャンク・シンクロン』や『デブリ・ドラゴン』は『切れぎみ隊長』と相互蘇生が可能なため、個々の相性という点は良好と言えるでしょう。



しかし、比較的汎用性が高く、運用し易い「レベル4シンクロ」へと向かう『ジャンク・シンクロン』に対し

『デブリ・ドラゴン』を用いた場合は
その制約の影響により、シンクロ先が
「レベル5ドラゴン族シンクロモンスター」に限定されてしまいます。
そうなると、『切れぎみ隊長』とのシンクロにて召喚する事が可能なモンスターは『転生竜サンサーラ』くらいのもの…
これはあまり良いとは言えません。


相互蘇生可能な点は『デブリ・ドラゴン』も良いのですが、シンクロ先を加味すると『ジャンク・シンクロン』とのシナジーには及びません。
ですが、シンクロ自体との相性は相当高い事は間違い無いですし、シンクロデッキ御用達の『ダンディライオン』を釣り上げられる点は『ジャンク・シンクロン』には無い、
『デブリ・ドラゴン』『切れぎみ隊長』の共通点です。
構築次第では共存もあり得るかもしれませんね。



エクシーズでの活用

「レベル1」「モンスター蘇生」と聞いてこちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか…
そう、『金華猫』です。

以前より、「スピリット」特有のエンドフェイズに手札に戻る効果を利用し、『ミスティック・パイパー』のドロー効果を再利用したり、ランク1エクシーズに繋げたりといったデッキもあり、
このカードも組み込む事で活躍が期待できるかもしれません。




リンク召喚

新カードらしく新システム「リンク」にもしっかり対応できるデザインとなっています。

『ミセス・レディエント』


『切れぎみ隊長』自身、地属性であるためその蘇生効果で同じく「地属性モンスター」を蘇生させることで1枚からリンク召喚が可能!
(予め墓地に地属性を用意しておく必要がありますが)
この際、シンクロの項でも触れた『ダンディライオン』を用いた場合。
さらなる「リンク召喚」が可能です。


綿毛トークンを『リンクスパイダー』に変換するも良し。



『ミセス・レディエント』と綿毛トークン2体で『ファイアウォール・ドラゴン』
になるも良し。


現時点でもリンクとのシナジーは期待でき、今後の強化次第でさらなる飛躍が期待できます。

さらに、『ミセス・レディエント』が戦闘・効果で破壊された際のサルベージ効果にも対応しており、「リンク」「シンクロ」「エクシーズ」と幅広い後続として運用可能。
以上の様に様々なギミックに活用できる汎用性に富んだ期待の1枚!
『マスマティシャン』や『ローンファイア・ブロッサム』等で『ダンディライオン』を引っ張りつつ「リンク召喚」『切れぎみ隊長』でさらなる後続を…といったデッキも構築できそうで少し楽しみです!





切り込み隊長⁉︎




どう見ても『切り込み隊長』です。
ありがとうございました。


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2017年3月21日火曜日

新リミットレギュレーションについて

こちらもよろしくお願い致します。







ヘテムル


2017年4月1日より施行される
新リミットレギュレーションが判明しました。

2期に渡り環境を一色に染め上げ、猛威を振るい続けた【十二獣】が大幅に規制を受け、弱体化は必至。

さらには3月25日より導入される「マスタールール4」(遊戯王公式紹介ページ)により、エクストラを主としたデッキが「リンクシステム」を導入していくことが予想され、これまでのように
「エクシーズ主体だからエクシーズのみ採用のエクストラデッキ」などといった構築が難しくなっていくかと思われます。

しかし、強力な「リンクモンスター」が登場する可能性は非常に高く、今後のゲームが低速化していく事は「理想」に留まるのでしょうか…そうで無いことを祈るばかりです…


さて、こちらが肝心の今改定にて変更のあるカードリストです。


制限から準制限への緩和が多く見受けられますね。
ルール変更やエラッタに伴った弱体化によるものと思われますが、「リンク」の強化具合ではまだまだ一線級のカード達です!






新禁止


『十二獣ドランシア』
     

このカードが存在する限り全ての『十二獣』モンスターは除去能力持ちとなってしまい、
『十二獣ブルホーン』『十二獣ライカ』

  

これらが縛りなしランク4であるため、エクストラデッキの自由度を奪い、単調なゲームを量産する「癌」とも言える存在でした。
禁止が妥当であると思います。


『The tyrant NEPTUNE』
  

大会等一線での活躍はありませんが、『簡易融合』を用い『LL-インディペンデント・ナイチンゲール』を特殊召喚。
 

    

それをリリースし、『The tyrant NEPTUNE』を召喚。
自身効果で『LL-インディペンデント・ナイチンゲール』効果をコピー。

これにより『The tyrant NEPTUNE』は
「自分ターンに1度相手に5000ダメージ+他のカードの効果を受けない+攻撃力6000」
最強クラスのモンスターとなります。

パーツとなる『簡易融合』は『捕食植物オフリス・スコーピオ』からの『捕食植物ダーリング・コブラ』によりサーチが可能で、
  



『The tyrant NEPTUNE』自身も『キングレムリン』『オシャレオン』とサーチに富み、危険因子と判断されての禁止でしょうか。

  



『十二獣の会局』
     

基本的に1回の召喚権を消費して動く【十二獣】は、相手の妨害を踏むことに苦労するタイプであるはずなのですが、このカードがそれを解消し、あらゆるカードのケアもやってのけます。
さらには様々なデッキへのお手軽主張カードであり、その強力で安定感のあるギミックは主張先のデッキ特有の動きを否定する勢いでした。
そんなカードが許されるはずもなく…


新制限


『黒き森のウィッチ』

エラッタにより制限復帰です!
類似効果の『クリッター』と同じく

「同名の効果は1ターンに1度しか使用できない。」
「このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。」

以上の2文追加により調整されます。


エラッタ後の新テキスト版は
3月24日発売の「パーフェクトルールブック2017」に同梱。

弱体化したとはいえ、『ダーク・アームド・ドラゴン』や
相手ターンに使用する機会の多い
『天帝アイテール』など、サーチ先には強力なものが多く、使用機会は十分あると考えられます。
これを機に手に入れておきたい1枚です。



『BF-朧影のゴウフウ』

新たな召喚方法「リンク召喚」
この召喚に「トークン」が使用できるということが判明し、一気に注目を集めた『BF-朧影のゴウフウ』
ですが、トークン生成カードの中でも特に強力なこのカードは活躍前に規制という形に…
以前より【メタルフォーゼ】などに採用され『アルティマヤ・ツィオルキン』をお手軽召喚といった運用もされており、制限は妥当であるといえます。

しかし…ゴウフウでリンク召喚したかったです(笑)


『十二獣モルモラット』

【純十二獣】だけでなく『十二獣』出張デッキも含め驚異の採用率を誇ったカード。
それもそのはず。
このカード1枚で
『十二獣ドランシア』+『好きなランク4モンスター』+α

あらゆるコンボを凌駕する単体のパワーを備え、エクストラを割くだけで数多のデッキに組み込むことが可能な汎用性。
制限に足る性能です。
ただ、効果の都合上個人的には「準制限でも良いかな?」と思っていましたのでここまでやったことには少し驚いています。


『妨げられた壊獣の眠り』

デッキに『壊獣』を採用する事になるものの、それら単体でも強力なモンスターを退ける事ができ、且つ制限カードである『ブラック・ホール』に匹敵するリセット力を備えています。

さらには、墓地から除外する事でさらなる『壊獣モンスター』をサーチでき、あらゆる面で無駄がないカードです。
【壊獣】というデッキジャンルではなく除去カードとしての採用が多い汎用カード。
前述した、制限カードである『ブラック・ホール』と比較しても遜色ないカードであり、制限という厳しい規制も頷けるというものです。


新準制限


『ゴヨウ・ガーディアン』

前回、エラッタを受け汎用性という面で弱体化したため、制限復帰以降も使用されておらず緩和。
今後完全釈放もあり得るかもしれませんね。


『氷結界の龍 ブリューナク』

『ゴヨウ・ガーディアン』同様、エラッタにより弱体化したシンクロの代表的カード。
『ゴヨウ・ガーディアン』程弱体化していませんが、一線で活躍していた頃に比べ妨害カードも多くなり、エラッタ前の当時からは想像も出来ないような採用率となってしまいました。


『爆竜剣士イグニスターP』

Pデッキのシンクロ先では万能除去として唯一無二と言っていいレベルの性能。
その手のデッキでは今でも採用の筆頭候補です。
緩和は少し危険な気もしますが、現在悪用出来る程のPデッキは存在しないので当面は問題ないでしょうか。


『E・HERO エアーマン』

【HERO】といえばこのカード!
長きに渡る制限からの緩和。
マスタールール4では
『E・HERO バブルマン』と組み合わせたワンキルに一手間かかるため、準制限で問題ないと判断されたのでしょうか。



『終末の騎士』

類似効果を持ち、汎用性ではこちらに勝る『マスマティシャン』が無制限ですから、緩和も頷けます。



『妖精伝姫-シラユキ』

個人的にはこちらよりも『隣の芝刈り』自体に手をつけて欲しかったのですが、一先ず『妖精伝姫-シラユキ』のみ…

アクセス率が下がるという面では「全く効果無し」という訳ではないのでしょうが…


『洗脳-ブレインコントロール』

コントロール奪取可能な範囲が狭まったものの、【真竜】系統には有効に働く為今後も採用される事はありそうなカードです。


『炎舞-「天璣」』

【十二獣】弱体化に伴う緩和ですね。
純粋な獣戦士サポートとしての活躍に期待します。
もう悪用されないよう願います。


制限解除


『聖なる魔術師』

禁止→制限→準制限
と順に緩和され、ついに無制限です!
速度の速い昨今の遊戯王で扱うのは至難の技ですが、マスタールール4での活躍はあるのでしょうか。


『アーティファクト-モラルタ』

これで『アーティファクト』はフルパワーとなります!
『アーティファクトの神智』『アーティファクト・ムーブメント』と粒は揃っているだけに、今後使用される可能性は高いです!


私自身好きなカード群ですので、何とか組み込めるデッキを見つけたいものです。


『DDラミア』

【DD】の大量展開がマスタールール4施行により抑制されるため、緩和で問題ないという事でしょうか…
それでも、自己再生チューナーは強力です。
【DD】の復権に期待します!

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